薬による中絶を行う時、なぜ一人で行わない方がよいのでしょうか?また、一人で行わなければならない時はどうすればよいのでしょうか?

誰か信頼できる人がいるところで、薬を服用することを強くお勧めします。ただし、薬による中絶を一人で行うことを選んでも、必ずしも危険ではありません。電話の近くにいるか、医療の専門家に問い合わせることができる手段を取れるようにしておいてください。誰か(近所の人や家族や近くにいる人)に具合があまりよくなくて、少し休む旨を伝えておくとよいでしょう。ミソプロストールを服用後、その日後で大丈夫かどうかチェックしてくれるよう頼んでおくこともできます。そうすれば、合併症が発生した場合、誰かが助けてくれるでしょう。でも、周りの人たちはあなたが薬による中絶を行ったことを知っておかなくてもかまいません。周りの人には流産しているかもしれないと言うことができます。

より科学的なデータ:

 

薬による中絶の効果と家庭での服用についての調査が、ベトナムチュニジアで行われました。この調査では、ベトナム人女性グループの22%、そしてチュニジア人女性グループの24%が、ミソプロストールを服用した際にそばに誰もいない状態でした。誰もそばにいないことが原因で合併症や副作用や合併症の発症率が高くなったり、中絶の失敗率が高くなったりはしませんでした。

 

薬による中絶を行う際に、本人が信頼できる人が本人と一緒にいてくれる方が望ましいです。薬による中絶を行った女性が、とてもひどい副作用(長時間にわたる痛み、激痛、出血、けいれん、発熱、吐き気、嘔吐、下痢)がある場合、医療機関で治療を受けることができるよう手配してくれる人が必要です。